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2,3,4月に読んだ本
題名が超ざっくり(笑) 印象的だった作品を1行2行ていどに、ほんとうに少しずつ感想を書いていこう。

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)かもめ食堂 (幻冬舎文庫)
(2008/08)
群 ようこ

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ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」。日本人女性のサチエが店主をつとめるその食堂の看板メニューは、彼女が心をこめて握る「おにぎり」。けれどもお客といえば、日本おたくの青年トンミひとり。ある日そこへ、訳あり気な日本人女性、ミドリとマサコがやってきて、店を手伝うことになり…。普通だけどおかしな人々が織り成す、幸福な物語。

しみじみ、というかんじ。静かであたたかい。フィンランド行きたい!北欧!


音楽 (新潮文庫 (み-3-17))音楽 (新潮文庫 (み-3-17))
(1970/02/24)
三島 由紀夫

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少女期の兄との近親相姦により、美しい“愛"のオルガスムスを味わった麗子は、兄の肉体への憧憬を心に育み、許婚者をも、恋人をも愛することができない。麗子の強烈な自我は、彼女の不感症を癒すべく、懇切な治療を続ける精神分析医の汐見医師をさえ気まぐれに翻弄し、治療は困難をきわめる――。女性の性の複雑な深淵に迫り、人間心理を鋭く衝いた、悪魔的魅力をたたえた異色作。

娯楽作の部類だけど、語り口である汐見医師の精神分析がとてもしっかりしてる。しかも女性の複雑な心理を描いているところ、「性」が題材なのに生々しくなく むしろ洒落た雰囲気の漂うところは、さすが三島。


秘密の花園 (新潮文庫)秘密の花園 (新潮文庫)
(2007/02/28)
三浦 しをん

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私は、なにをしているんだろう。どうしたら「私」でいられるんだろう? カトリック系女子高校に通う、三人の少女、那由多、淑子、翠。性格の異なる三人の「私」は、家族、学校、男たちの中にあって、それぞれが遠いはるかを、しずかに深くみつめている。「秘めごと」をかかえる彼女たちの微笑の裏側の自由。甘やかな痛みの底に眠る潔くも強靭な魂。自分を生き抜いていくために「私」が求めていたことは――。記念碑的青春小説。

私も女子高生なのですが、この独特の空気! リアルすぎて残酷なくらい、少女期の不安定で脆く 繊細な心理がていねいに描かれている。


若葉のころ (凜一シリーズ) (集英社文庫)若葉のころ (凜一シリーズ) (集英社文庫)
(2005/04/21)
長野 まゆみ

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もう、逢うべきぢゃない――。二人の結末は?
京都で暮らす凜一の前に、三年ぶりに現れた有沢……。平穏な日々に波紋がひろがっていく。そんな時に凜一にあらぬ疑いがかけられて、氷川との関係が壊されそうに……。好評シリーズついに完結。


「凜一シリーズ」の完結編だったのに最初に読んじゃった!ショック! そうとは知らずに読んだけど、これだけでも全然楽しめた。


マダム・エドワルダ/目玉の話 (光文社古典新訳文庫)マダム・エドワルダ/目玉の話 (光文社古典新訳文庫)
(2006/09/07)
バタイユ

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■神とエロスを描ききる
「マダム・エドワルダ」は、見神体験を描いた小説とされている。一人の娼婦との出会いを通して、エロティシズムの深奥に迫った作品。涜神と性的な強迫観念をテーマに書かれた「目玉の話」は、サドの作品に比すべき幻想譚。無軌道な規範への挑戦が、読む者を夢魔の世界へと誘う。


言葉にしえないような不安や衝動といった、感覚的なものが支配する世界だと思った。理解はあまりできないけれど衝撃的。フランスの、こういったスキャンダラスな小説の文が好きだなー独特


アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)
(1999/10)
ダニエル キイス

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32歳になっても幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞いこんだ。大学の偉い先生が頭をよくしてくれるというのだ。この申し出にとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受けることに。やがて手術により、チャーリイは天才に変貌したが…超知能を手に入れた青年の愛と憎しみ、喜びと孤独を通して人間の心の真実に迫り、全世界が涙した現代の聖書(バイブル)。

チャーリイの変化する過程の描き方がうまい。つまりそれは、人間が成長して壁にぶち当たり・・・っていう過程の比喩的な縮図なんだよね。幸せとは何かを感じさせてくれる1冊でした。



5月にもまだ読んだんですが、今回はこのくらいで。
受験生だけれど、読書はできるだけしたいなぁ。今のところ、けっこう充実した読書ライフを送れている。
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tag : 群ようこ 三島由紀夫 三浦しをん 長野まゆみ バタイユ ダニエル・キイス

寡黙な死骸 みだらな弔い / 猫を抱いて象と泳ぐ
友人に貸して貰ったこの本が、とても良かった。

寡黙な死骸 みだらな弔い (中公文庫)寡黙な死骸 みだらな弔い (中公文庫)
(2003/03)
小川 洋子

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息子を亡くした女が洋菓子屋を訪れ、鞄職人は心臓を採寸する。内科医の白衣から秘密がこぼれ落ち、拷問博物館でベンガル虎が息絶える―時計塔のある街にちりばめられた、密やかで残酷な弔いの儀式。清冽な迷宮を紡ぎ出す、連作短篇集。

静かな狂気。これを描けるのは、日本の、女流作家さんなのかなぁと思う。
短い話が収められ、それぞれが微妙につながっている。それによって連鎖が起きてるような感じが生まれていて、この伏線の使い方はいいなと思った。

ひとつひとつの話は不気味だけどひっそりしてて、それがまた怖い。
静かに、だが確実に壊れていく・・・腐敗のにおいのする本。しかしそれが作者さんによって、上品で甘美にさえ感じられるほどに描かれている。とても好きな世界でした。




この短編集を読んで、小川洋子さんの本をもっと読んでみたいと思って借りてきたのが、『猫を抱いて象と泳ぐ』。

猫を抱いて象と泳ぐ猫を抱いて象と泳ぐ
(2009/01/09)
小川 洋子

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「大きくなること、それは悲劇である」。この箴言を胸に十一歳の身体のまま成長を止めた少年は、からくり人形を操りチェスを指すリトル・アリョーヒンとなる。盤面の海に無限の可能性を見出す彼は、いつしか「盤下の詩人」として奇跡のような棋譜を生み出す。静謐にして美しい、小川ワールドの到達点を示す傑作。

チェスの名手「リトル・アリョーヒン」の一生を描いた作品で、全体的にせつない気持になった。と同時に、読み終えたときは満たされた気分でもあった。
私はチェスのことが全く分らなくて、この本を読むのをちょっと躊躇していたけど、それは全然問題にならなかった。ルールが分らなくても、チェスの世界の厳格さ、美しさを垣間見れた気がする。

言葉やモティーフ、背景が選びぬかれていて厳かで、やはり重厚で美しい物語の世界が広がっていた。
最後、一般の尺度から言えばバッドエンディングかもしれないが、彼は幸せだっただろうと思う。彼の周りの人たちのあたたかさが胸にひびいた。

チェスと向き合い、チェスを通じて人と関わり成長していった「リトル・アリョーヒン」」の物語。彼は名声のためではなく、チェスによって美しい音楽を奏でようとした。そして、社会的には彼の痕跡は殆ど残らなかったが、人々に感動を与えた。とても崇高な一生だと思う。

生きる意味、そんなものまで考えさせられる、感慨深い一冊でした。

tag : 小川洋子

猫背の王子
この本、読んだのだいぶ前!2ヶ月前くらいかな・・・?

猫背の王子 (集英社文庫)猫背の王子 (集英社文庫)
(2000/11/17)
中山 可穂

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自分とセックスしている夢を見て、目が覚めた―。女から女へと渡り歩く淫蕩なレズビアンにして、芝居に全生命を賭ける演出家・王寺ミチル。彼女が主宰する小劇団は熱狂的なファンに支えられていた。だが、信頼していた仲間の裏切りがミチルからすべてを奪っていく。そして、最後の公演の幕が上がった…。スキャンダラスで切ない青春恋愛小説の傑作。俊英の幻のデビュー作、ついに文庫化。

この本の続編である 天使の骨 を先に読んでしまったのだけれど。中山可穂さんのデビュー作で、彼女の本を読むのはこれで3冊目。

女で、女たらしの主人公・ミチル。彼女が印象的すぎる。内面は脆くて、傲慢で退廃的なのに(むしろ、そうだからか)美しく、読者である私も彼女に惹かれてしまう。芝居の熱狂とあいまって、魔性の魅力をもった著書だなぁと。引き込まれる。
『天使の骨』の弱った彼女じゃなくて、演劇にすべてを懸ける、輝いている彼女を見れて良かった。

彼女の心の虚無感がどんどん広がっていって、破滅に向かっていく様は耽美だが痛々しかった。読み終わってからも重々しい気分をひきずってしまったほど。

もうちょっと他の人物の描写もあっていいかな、とは思った。トオルがね、特に。彼の心情が明かされていないからこそ、ミチルのトオルに対する猜疑心が活きているのかもしれないけど。

ミチルに感情移入し、恋をし、美しい情景描写にはっとさせられました。



表紙がかなりインパクト強いけど、物語の内容とぴったりでびっくりした。


tag : 中山可穂

3月に観た映画 その1
録画してる映画を観なきゃ!と映画ばかり観ています。

今月1本目は、『Breakfast at Tiffany's (ティファニーで朝食を)』、です。
audrey-hepburn1-tiffany.jpg

トルーマン・カポーティの原作も読みたくなった、というのは、オードリー・ヘプバーンが演じるホリーは、もともとマリリン・モンローを連想して書かれたというから。けれど、マリリンじゃなくて、無邪気でチャーミングなホリーが生まれてよかったと思う。

昔の映画なのにおっしゃれ! ヘプバーンもエレガントで美しいし。映画のほとんどはこのオードリー・ホリーの魅力でできてる
breakfast-at-tiffanys-audrey-hepburn.jpg

作家ポールを演じるジョージ・ペパードも好青年なかんじ。彼とのデートシーンがかわいい。
ラストシーンも好きだなぁ。


2本目は『Restless(永遠の僕たち)』。
restless-movie-review.jpg
「ミルク」「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のガス・バン・サント監督が、死にとらわれた若者たちの愛と再生を描いた青春映画。交通事故で両親を亡くし臨死体験をした少年イーノックは、それ以来、自分だけに見える死の世界から来た青年ヒロシを話し相手に生きてきた。そんなある日、イーノックは難病で余命3カ月を宣告された少女アナベルと出会い、ヒロシが見守る中、残された時間を過ごす2人は輝きを取り戻していくが……。

透き通った空気感で、静かな映画だった。お涙頂戴な映画でも、答えをなにか出すような映画でもない。でも涙がじわじわあふれてくる、そんな映画。
「死」と向き合う、丁寧な映画だと感じた。

主演のイーノック役のヘンリー・ホッパーは、故デニス・ホッパーの息子だそう。両親の死を徐々に受け入れてゆくイーノックをうまく演じてたなぁと。感じやすい彼そのものに見えた。

アナベルは「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ。髪をばっさり切って、とても魅力的だった。ミア・ファロー(画像下)みたいだなーって思った。
Mia_Wasikowska_Restless.jpg mia-farrow5.jpg


主人公のただ1人の友人で、特攻隊員の幽霊のヒロシ役で加瀬亮が出演してた。英語うまいな・・・



あと、父が借りてきた『THE GREY 凍える太陽』。
Grey.jpg
ならず者たちが集まるアラスカの石油採掘現場。そこで働くオットウェイは、作業員たちを野獣から守るために雇われた射撃の名手だ。しかし彼は過去を悔やみ、現実に絶望していた。ある日、オットウェイを乗せた飛行機が雪原に墜落。オットウェイは生き残った男たちと共に脱出をはかるが、オオカミの群れが次々に襲いかかり、仲間たちはひとりひとりと命を落としていく。果たして彼らは生還する事ができるのだろうか。

飛行機が雪原に墜落するわ、狼に襲われるわ、踏んだり蹴ったりどころの騒ぎじゃない悲惨な映画でした。笑 観るのに疲れました。
主人公(リーアム・ニーソン)の過去とか、もうちょっと入れたほうがよかったんじゃないかなぁと思うけど。ほんとに上のあらすじ通りの映画。サバイバルアクション映画ってこんなかんじなのかなぁ。

それにラストがな~!「果たして彼らは生還する事ができるのだろうか?!」な映画なのにこれはちょっと・・・
主人公の父親の詩にからめたあたりはまぁいいけど・・・。

あとFワードとか飛び交ってておかしかったです

tag : オードリー・ヘプバーン ジョージ・ペパード ミア・ワシコウスカ ヘンリー・ホッパー ミア・ファロー 加瀬亮 リーアム・ニーソン

2月に観た映画
ついにあの広告が出てしまいました・・・! 一ヶ月更新しないと出るアレ!
今年はこんな調子になると思いますが。このブログは大学生になっても続けたいなぁ・・・。

2月は試験だったので3本。
まずはイタリア映画の『Malèna(マレーナ)』。

Monica_Bellucci_Malena_.jpg
第二次大戦下のイタリアはシチリア島。12歳のレナート少年(ジュゼッペ・トルナトーレ)は初恋を経験する。彼女は村一番の美人と噂される人妻のマレーナ(モニカ・ベルッチ)。しかし徴兵された夫が戦死したという知らせがあってから、マレーナを狙う男性の間でトラブルが起こり、彼女は村の女性達から淫売と陰口を叩かれるようになるのだった…。

モニカ・ベルッチ主演の映画は初めてだったけど、美しすぎる! 彼女の圧倒的なこの美貌がなかったら成り立たない映画だし、モニカはいうことなし。

monica-bellucci-ugly.jpg

彼女に憧れ恋焦がれる一人の少年・レナートの視点で物語が描かれているのが、奥行きを生み出していて良い。
レナートははじめは他の街の住人とおなじく、マレーナをセックス・シンボルとしか見ていなかったが、彼女の夫が戦死して悲嘆にくれる彼女の様子を見、彼女の人間性を理解するようになる。
未亡人となったマレーナに対して、男たちは「これでマレーナに手を出せる」と考え、女たちはマレーナを忌み嫌い、根も葉もない噂ばかりが広がる。そんな人たちから、レナートは彼女を守りたいと思うのだった。

しかしさまざまな不幸が彼女を襲い、自暴自棄になった彼女は娼婦に身を落としてしまう(それ以外に雇ってくれるところもなかった)。その彼女の姿、そして戦争が終わり、女たちに罵られリンチにされ叫び声をあげる彼女の姿には、胸を締め付けられた。
自らの美貌ゆえに翻弄される彼女が悲しかった。

そして終盤、レナートがある行動に出る。物語上それまで傍観者であった彼がマレーナに関わり、また彼の成長が見られる秀逸なラスト。これは是非見て欲しい。
シチリアが舞台で、映像も美しかったです。



二本目は『Nine 1/2 Weeks(ナインハーフ)』。
Nine-1-2-Weeks-1986.jpg

エイドリアン・ライン監督の描く、エロティック・ラブ・ストーリー。物語は、主人公の女性がふとしたことで出会ったある一人の男から、様々なエロティックな行為を受けることによって、彼女の内側に潜む潜在的な欲求を開花させていくまでを、文字通り9週間半に渡って追っていく異色ラブ・ストーリー。

ストーリーは単純で、倒錯した、過激で、情熱的な恋の顛末といったところかな・・・。
非現実的な恋、始まりのときには終わりを予感するような恋、一時のものであっても燃え上がるから美しい。

いつも笑って多くを語らないジョン(ミッキー・ローク)が、ミステリアスな美男だった! 過激な行為でしか満たされない彼はとても孤独。
エリザベス役のキム・ベイシンガーも、すれた感じがセクシー。20年以上も前の映画だけど、タイムレスな魅力がある。

黒の似合う二人だ。
Nine-1-2-Weeks-.jpg



あと、見始めてしまった以上最後まで見ないと気持ち悪くて見ているトワイライトシリーズ。
『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1』を早送りで見ました・・・もう突っ込みどころありすぎて笑えるw それもありかよ!っていう。もうなんでもありだわね

いちゃついてからの妊娠・出産っていう。ストーリーの引き伸ばし感がやばい。白塗りCGバンパイアがシュッシュッて動くとことか笑った。クリステンがげっそりしてるとことか。
twilight_bd.png
ロバート・パティンソンもクリステン・スチュワートも、普通にいい役者さんだし、この映画にはもうミスマッチなかんじがした。

tag : モニカ・ベルッチ ミッキー・ローク キム・ベイシンガー ロバート・パティンソン クリステン・スチュワート

プロフィール

レナ

Author:レナ
・高校3年生
・♀
・横浜民
・好きなもの・・・
 音楽(主に洋楽)、歌うこと、美術、
 外人、本、映画、ファッション etc.
 割と多趣味。


こんなかんじですがよろしくお願いします(^-^)

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